大人ニキビ
大人になっても発生してしまうニキビは、美容の観点から言っても天敵です。ニキビができるプロセスの第一は、皮脂が分泌されて毛穴が詰まることです。当然、皮脂が活発に分泌される思春期には、ニキビができる可能性が非常に高くなりますが、年齢と共に皮脂は少なくなってくるものです。しかし、それでも大人になってもニキビができる理由とはいったい何なのでしょうか?生活やストレスが、ニキビの原因
ターンオーバーがうまく行かず、お肌が健全に新陳代謝できない本当の原因は、不規則な生活が原因のひとつです。栄養の偏った食事、睡眠サイクルの乱れはもちろん、喫煙やメイクもターンオーバーを狂わせてしまいます。特に、夜更かしした挙げ句、メイクを落とさず寝てしまうと最悪です。疲れていても、メイクはきちんと落とした方が角質のため、ひいてはニキビ知らずの肌のためになるのです。ニキビを増やさない食生活
ニキビをつくらない、増やさないために最も注意したいのは、やはりニキビ・プロセスの第一段階である、皮脂の分泌をできるだけ抑えることと言えるでしょう。ですから、皮脂を増やすような食べ物は、少な目にするよう心掛けたいものです。皮脂の分泌を増やすと言われている栄養素の代表は、お米やパン、ジャガイモなどの炭水化物です。生命維持のために欠かせぬ栄養素ですが、過剰に摂りすぎるとニキビの元ですので注意したいものです。また、糖分の摂り過ぎもニキビが出来る原因になります。特にケーキ、チョコレートといった、糖分だけでなく油分も多く含んでいる食品は、控え目にした方がいいでしょう。当然、甘くなくても、油分の多い揚げ物、スナック菓子なども控え目にして、ニキビ予防に。髪からも発生するニキビ
十分な睡眠を取ったり、油性ファンデーションで毛穴をふさぐようなメイクは避けること。また、タバコやアルコールは控え目といった努力も、ニキビ予防には欠かせない要素です。また、運動したり、アロマテラピーなどで心を穏やかにしたりといった、定期的なストレス解消を心がけることも大切です。「ニキビが気になってイライラ」というのは最大のストレスになるため、今、大人ニキビに悩んでいるなら、できるだけそのことを考えないようにすることも必要になってきます。正しい洗顔でニキビを改善
ニキビをつくる直接の原因は皮脂のため、最も効果的な対策は、皮脂をこまめに洗い流すことです。つまり「洗顔」が、ニキビ改善に重要なファクターと言えるのです。ただし、ニキビに悩んでいる方のお肌は、過敏な状態にあるため、刺激の少ないニキビを抑える無添加石鹸を使うようにしましょう。雑菌の繁殖を抑え、お肌にも優しい弱酸性の洗顔料で、できるだけ自然素材のものを選ぶと効果的です。なお、スクラブ洗顔は角質や角栓除去に効果が高そうですが、ニキビのできた肌には負担がかかりすぎますので、しばらく控えておきましょう。また、意外にも「髪」がニキビの原因になることが多いとご紹介しましたが、シャンプーやトリートメントなどが顔の皮膚に残っていると、ニキビを悪化させることもあるため、洗髪後に洗顔する習慣をつけるとニキビ予防になります。ニキビ改善の食生活
過度な炭水化物や糖分、油分がニキビ悪化の原因となる場合があるのとは逆に、積極的に摂ることで、ニキビを改善する効果のある栄養素もあります。その代表はビタミンA・B群・C・Eです。ビタミンAを多く含む食材には、緑黄色野菜やレバーなどがあり、またB群の中でもニキビに良いと言われるB2、B6は同じくレバーに含まれています。ビタミンCは、レモンやオレンジなどをが思い浮かべますが、ブロッコリーにも豊富に含まれているため、シチューに入れて取るなどできます。ビタミンCはコラーゲンの生成を助けるなど肌に効果的のため、美容には欠かせない栄養素といえます。ニキビに悩んでいない人でも、美容のために積極的に摂りたいものですね。なお、ナッツ類などに豊富に含まれるビタミンEと一緒に摂取すると、相乗効果が期待できます。recommend
最終更新日:2017/11/10